長崎大学第3期中期計画(2016~2021)には,AERRCの取り組みついて,右のように記載されています。AERRCは,次のページに示すように長崎県島原半島を実践フィールドとして,本中期計画の実現を目指します。
★長崎大学第3期中期計画(関連部分抜粋)
文理融合の学際組織「アジア環境レジリエンス研究センター」の機能強化により,環境変動・自然災害・地下水汚染などの地域社会の環境課題に対する「
地域レジリエンスモデル」を産学官連携で構築するとともに,
環境課題解決に貢献する実践的能力を備えた人材を育成する学部・大学院一貫の
文理融合教育プログラムを開発・実施する。
島原半島エコチャレンジ
島原半島は日本初の国立公園や世界ジオパークに認定されたことからもわかるとおり、国内有数の自然環境に恵まれた地域であり、平成新山を生んだ地熱や森林等の再生可能エネルギー資源も豊富に賦存しています。その一方で、人口減少、観光業など経済の低迷、農畜産業由来の地下水汚染に代表される環境問題、県内随一の規模である雲仙断層群や雲仙火山の防災力強化など取り組むべき課題も数多く認識されています。
「島原半島エコチャレンジ」は、長崎大学第3期中期計画にもとづき,産学官連携のもと、島原半島を持続可能な発展へと導く地域レジリエンスモデルを確立し、さらにそのモデルを運用し地域のレジリエンス創生に貢献できる人材育成を実践することを目的とします。
地域レジリエンス教育研究推進拠点の形成 事業年次計画
- 島原半島エコチャレンジSPEC -
◆長崎大学と島原半島3市の包括連携協定
長崎大学と島原半島3市は、2015年8月、「両者が有する資源の効果的な活用と、両者の緊密な連携・協力により、3市域における様々な課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある豊かな地域社会の形成・発展に寄与する」ことを目的に、包括連携協定を締結しました。
AERRCでは、この協定にもとづき、島原半島において様々な教育・研究活動に取り組んでいきます。